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分卷阅读12(6/6)

大きく上に揺れ动いた。

「や、やめ……ろ……!!来る……な……ッ!!」

あまりに丑悪でおぞましい现実を前にしながら首を振っても、もはやこのコロッセオには、ディルトを助けようとする者などただの一人も存在しない。

闻こえてくるのは、観衆席からの低く荒ぶる怒号や嗤い、そして徐々に祭坛へと近づいてくる、忌むべき獣の足音だけだ――。

「く、くそ……!!くそォお……!!」

手足に繋がった太い钢鉄をかき鸣らしながら、ディルトはゆっくりと接近する悪梦の元凶をねめつける。

だが、そうして絶望に饮み込まれつつあるディルトの视线が先刻から捉えている『』は――にじり寄ってくる獣の全容ではなく――。

「く……ッ!!くううう……ッ!!」

そのの中心で大きく上に揺れながら、々と天を仰いだ――――黒光りする、グロテスクな形状のだったのだ――。

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「く、くそおォ……!!やめ、ろ……!!来る…なああァ……ッ!!」

自らの张り付けられた台座に向けて、ゆっくりとにじり寄ってくるおぞましいを睨みつつ、ディルトは震える语尾で叫び上げた。

「ンモオオオオ……!!」

「く……う…ッ!」

腹に响く獣声を濡れた肌上に受け止めながら、ディルトは今一度、前に迫りくる絶望的な现実に抗おうと拘束された四肢を力任せに振りした。

「モオオオオ……!!」

「く…ッ…!!くう、う……ッ!!」

细めた视线で獣声を张り上げるを见やれば、そこではに覆われた肢がこちらへ向かって近づいてくる。

一歩、一歩――。

むごとに低い地鸣りのような足音を响かせながら歩くオーガの间では――――先刻ディルトの视线が捉えた通り、赤黒いが天を指すようにしてそびえち、の挙动に合わせて揺れ动く。

「ッ――!!」

の盛り上がった逞しいに见合った、太く、大な起したを前にして、七日间にもわたりテールと族によって门をばれたディルトが导きせる答えなど、たった一つ以外にはありえなかった。

「モオオオオ……!!」

「く、く、そ……ッ!!」

尚も低い吼え声と共に接近してくるオーガを前に、ディルトはもうどうする事もできずに拳を握る。

重ね重ね、反复するかのように缲り返し……七日间の非な蹂躙を受け続けた门は、否が応にもディルトに耻ずべきあの覚を思いさせる。

弾力のある太い手に、武骨で族の指――それらを使って、几度も几度もかき回されたは、目の前で揺れる大なに、寄せたくはない期待を寄せて――。

「く……!くう……ッ!!」

我知らずを帯び始めてしまったに耻をじて、ディルトがを噛みながら视线を伏せると、ひどく近い场所でオーガの足音が鸣り响いた。

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