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大きく上
に揺れ动いた。
「や、やめ……ろ……!!来る……な……ッ!!」
あまりに丑悪でおぞましい现実を前にしながら首を振っても、もはやこのコロッセオ
には、ディルトを助けようとする者などただの一人も存在しない。
闻こえてくるのは、観衆席からの低く荒ぶる怒号や嗤い、そして徐々に祭坛へと近づいてくる、忌むべき
獣の足音だけだ――。
「く、くそ……!!くそォお……!!」
手足に繋がった太い钢鉄をかき鸣らしながら、ディルトはゆっくりと接近する悪梦の元凶をねめつける。
だが、そうして絶望に饮み込まれつつあるディルトの视线が先刻から捉えている『
』は――にじり寄ってくる
の
獣の全容ではなく――。
「く……ッ!!くううう……ッ!!」
その
半
の中心で大きく上
に揺れながら、
々と天を仰いだ――――黒光りする、グロテスクな形状の
だったのだ――。
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「く、くそおォ……!!やめ、ろ……!!来る…なああァ……ッ!!」
自らの张り付けられた台座に向けて、ゆっくりとにじり寄ってくるおぞましい
を睨みつつ、ディルトは震える语尾で叫び上げた。
「ンモオオオオ……!!」
「く……う…ッ!」
腹に响く獣声を濡れた肌上に受け止めながら、ディルトは今一度、
前に迫りくる絶望的な现実に抗おうと拘束された四肢を力任せに振り
した。
「モオオオオ……!!」
「く…ッ…!!くう、う……ッ!!」
细めた视线で獣声を张り上げる
を见やれば、そこでは
緑
の
に覆われた肢
がこちらへ向かって近づいてくる。
一歩、一歩――。
むごとに低い地鸣りのような足音を响かせながら歩くオーガの
间では――――先刻ディルトの视线が捉えた通り、赤黒い
が天を指すようにしてそびえ
ち、
の挙动に合わせて揺れ动く。
「ッ――!!」

の盛り上がった逞しい
に见合った、太く、
大な
起した
を前にして、七日间にもわたりテールと
族によって
门を
ばれたディルトが导き
せる答えなど、たった一つ以外にはありえなかった。
「モオオオオ……!!」
「く、く、そ……ッ!!」
尚も低い吼え声と共に接近してくるオーガを前に、ディルトはもうどうする事もできずに拳を握る。
重ね重ね、反复するかのように缲り返し……七日间の非
な蹂躙を受け続けた
门は、否が応にもディルトに耻ずべきあの
覚を思い
させる。
弾力のある太い
手に、武骨で
い
族の指――それらを使って、几度も几度もかき回された
は、目の前で揺れる
大な
の
に、寄せたくはない期待を寄せて――。
「く……!くう……ッ!!」
我知らず
く
を帯び始めてしまった
に耻を
じて、ディルトが
を噛みながら视线を伏せると、ひどく近い场所でオーガの足音が鸣り响いた。
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